ZendFramework勉強会@Tokyo に参加してきた

ちょっと遅くなってしまったが、4/4にZendFrameworkの勉強会に参加してきました。
ZendFramework勉強会@Tokyo - events.php.gr.jp

ZendFrameworkはほとんど使ったことがないのですが、ライブラリとしても有用という声を聞くので、実際に使っている人たちの生の声が聞ければと思い、参加してきました。


まずは、恒例の自己紹介。
その後、プロジェクターへの接続の問題で順番を入れ替えて発表スタートです。

ZFではじめる携帯サイト

発表者:id:Bayside さん

モバイルに関する一般的な内容でした。
その中で、メール配信など、ZFでのどうやるのかというコードが具体的に乗っていました。

面白いと思ったのは、ソースコードSJISで書いているということ。DBにもSJISで保存しているそうです。

思い立ったらZF 〜 今日の目次 〜

発表者:junichiro

野球とサッカー、将棋と囲碁をたとえに出した自由度の高さとルールの縛りに関しての分析が面白い。
それを、CakePHPとZendFrameworkに当てはめてのたとえもわかりやすかった。
日本人はMらしいw


思い立ったらZFを実践したい。

話のテンポがよくて聞きやすかったです。


ZFを使ったプロジェクトをスタートしやすくするように、フォルダ構造等を決めたものを落としてきてそこからスタートというものだそうです。
githubにあるので見てみると参考になるかもしれないです。
http://github.com/junichiro/zf-starter/tree/master


実際にライブコーディングで簡単なフォームと確認画面まで作る手順が見れました。


zshemacsなのですねー なんかかっこいい。


レイアウトテンプレートとかは、なかなか良さげなのですが、cssの定義とかをphpのコード内にかかれているのは、デザイナーさんとの分業がある場合に大変なのではないかと思いました。
実際に、発表後に質問してみたところ、やはり分業が永遠のテーマだそうでした。

http://github.com/junichiro/zf-starter/blob/a0b957a2653259fc8fed4a8ff08612fab6097e57/application/sample/views/layouts/main.phtml

http://github.com/junichiro/zf-starter/blob/a0b957a2653259fc8fed4a8ff08612fab6097e57/application/sample/views/scripts/index/index.phtml
このあたり。


個人的に思ったことですが、デザイナーとの分業を考えた場合に、phpテンプレートと呼ばれる phpタグを書く形式はどうなんだろうというのが思いました。

はじめてのZend_Form

発表者:twkさん

開発環境はPDTみたいでした。

サンプルを交えて、というかサンプルOnlyで初歩的な段階からのいろいろなフォームの使いかたを紹介していました。
フォームの形式ですが、QuickFormのような addElementする系のソースは、Ethnaフォームを知ってしまうといまさら出来ないなぁというのが個人的な感想です。みなさん不便していないのでしょうか?

Phwittrについて

発表者:id:heavenshellさん

PhwittrのZF版を作成するにあたって、気づいたりしたことなどなど。
いまも手を加えられているそうです。

見習わなければ。。

自作のZFコンポーネントなど (仮)

発砲者:wadsさん

Zned_Logでローテーションをする自作コンポーネント


ZendFrameworkですべてやりたいのでコンポーネントが増えるといいなと思っているので、発表したとのことでした。

たとえばZned_Cache

発表者:id:noopableさん

必要な処理、例えばユーザからのアクションに対してのことなどを遅延実行するというのをおっしゃっていましたが、どういうことなのか気になります。
残念ながら時間がきて途中までになってしまったので、あとで聞いてみたい。

たとえばZend_Cache

発表者:noopableさん

前提知識がないのでちょっと、という部分も少しありましたが、わかりやすい発表でした。
何にしても使って見ないと聞いた実感はわかないなぁというところ。

ZFにまつわる何か

発表者:m-takagiさん

ZFのマニュアル翻訳しようという話。

飛び入り

発表者:wozozoさん

飛び入りで wozozoさんが過去に作ったライブラリの紹介してました。

最後に

ZFは、まだまだこれから触ってみるという感じなのですが、ライブラリという側面もあるので、うまく今使っているものと折り合いを付けて使ってみたいと思いました。